英国紳士ということ

また一つ朝食がらみのことですが

私がお付き合いさせていただいている英国人に
このサイトでもよく出てくるTie & Scarf Company の社長がいます。

彼は先代からChawtow Groupといういわゆる英国の一大コンツェルンを引き継ぎ
現在のTie & Scarf Companyを存続させている人物ですが

彼はいわゆる「折り目ただしい」英国人であります。

* Old Trafford Manchester United のスタジアムの1階に飾られている伝統の選手の写真の前に立つTie & Scarf Company の社長です。

それゆえ私も多いに学ばせて頂くことがあり
私の人生に大きな影響を及ぼしていただく方でもあります。

これは彼が来日した時のエピソードですが
四谷の高級ホテルの会員のラウンジで朝飯をともにさせていただいた時に

いわゆる日本でいう「バイキング」(これ実は日本だけでしか通じない言葉で
正しくは「Buffet」というフランス語が使われています)に行った時のことで

自分などは当時何もしらなかったので

わーいわーい、と喜んで

よく日本人の家族連れが海外のレストランでするように
高級な食材をたんまりといっぺんにお皿に載せてもってきたのでした。

そして相手方は?というと

「オレンジジュースとコーヒーのみ」

およよ?どうしたのかしら?

と聞いてみると大抵ブッフェの場合は
いきなりゴタ混ぜで一気には盛ってこないとのこと

特に朝はまず軽くジュースなどを飲んで
お互いに今日の予定などを確認しながら

徐々にトーストとかエッグなどを食べ進んでいけばいい。

このように教えて頂いたのです。

まぁ、ぶっちゃけ順番がどうのこうのと言うよりは
自分の好きなものを好きなだけ食べればいいとも思いますが(笑)

私が影響をうけたのはこの
「英国紳士の余裕」でした。

実に自分など毎日ちょこちょことコマネズミのように
動いていますが

「落ち着くときは落ち着いて心を鎮める」

こんな事も学ばせていだきました。

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