今回はすべてにおいての行程をフランスで行う本当の意味での”フランス製”アイテムであるFrench Artisanを生産しているファクトリーのご紹介です。
場所はフランス中部の中心地リヨンから南東に電車で約1時間、元日本代表 松井大輔選手が以前在籍していたSaint-Etienne(サンテ・ティエンヌ)から、さらに車で約1時間。
ベージュのレンガと赤い屋根が特徴のサンテ・シゴレーヌという人口が約6,000人の小さな街まで行ってきました。
街中には先の世界大戦での戦没者を慰安するモニュメントが所々に配置され、歴史的なとても落ち着いた雰囲気で街の中心地には小規模ですが、かわいらしいマルシェがあり日常の穏やかな風景がとても印象的です。
色鮮やかな野菜たちと花々を見ているとフランスに来ているんだなという気持ちになってきます。この蜂蜜はここサンテ・シゴレーヌでしか取れない貴重なものだそうです。
この地方での名産であるサラミ!
内陸地なので肉料理やフロマージュがとても豊富、これがとても美味しい!
一通り街中観光を終え、いよいよファクトリーへ訪問です。ファクトリーの社長と跡継ぎである娘さん。
1920年から続く由緒正しきファクトリーで、手作業での行程を多く残した昔ながらの作り方を貫いているヨーロッパ内でも非常に貴重なファクトリーなのです。
ジャカート織のパターンを読み込んでいる様子。これらひとつひとつの穴から柄の情報が読み込まれます。
ファクトリー工場長であるジュリアン。ヨーロッパ全土を始め日本からの発注も多く、彼が生産のすべてをコントロールし管理しています。
こちらも年代物のジャカート織機。
基本的に現在使用している織機とほぼ同じ行程をたどります。
熱心に案内をしてくれたファクトリーのベテランスタッフと社長。
仕事への取り組み方は日本の職人魂を思い出させます。
ファクトリー見学後、工場長ジュリアンの自宅に招待していただきました。
ジュリアンの息子もサッカー選手だそうで、つたない英語で一生懸命コミュニケーションをとってくれるとても心優しきカントリーマンでした。
今では世界的にもめずらしい昔ながらの頑な職人魂と織機、そして糸から製品まですべてひとつの地域にて作られるこの伝統的なアイテムこそ”本当のフランス製”と言えるのではないでしょうか。
それが私たちが自信をもっておすすめするライン『French Artisan』なのです。
French Artisan制作事例はこちらをご覧下さい。