Made in Japan の逆襲

普段あまり”日本”という国に対する意識も希薄な日本人ですが、平昌オリンピックのメダルラッシュで「国を背負って戦っている」選手たちをみると感慨深いものですね。

さて、今回は少し趣向を変えて”国に関する”記事を書いてみようかと思います。
ユニクロなどのファストファッションをはじめ、多くのセレクトショップのアイテムや街で溢れる製品の原産国はそのほとんどがアジア諸国で作られているの周知の事実ですね。
現在のアジア諸国の生産技術は実にすぐれた完成度を提供してくれています。
私事ですが、自分はインポートもの『欧米の工場でリアルに生産されたものの味』に魅せられ現在の仕事に携わりましたが、ふと自分のクローゼットを見回すとアジア諸国の原産国のものがなんと多いことか…..

しかしここで負けていられないのが 「Made in Japan」
勤勉で繊細な日本人が作り出す商品はやはり世界基準でみても素晴らしい。
研ぎ澄まされた技術を持つ職人が作り出す「作品」 その反対に大量生産のものも一糸乱れぬクォリティコントロールで生み出す力は世界一といってもいいでしょう。

しかしながら、前述のようにアジア諸国の技術の猛追は 凄まじいものがあります。
それではどこで差別化するのでしょうか?

これは最近自分が購入した とあるビッグブランドのジーンズの裏側についていたタグです。

コットンはトルコとインド産、尚且つGMO FREE遺伝子組換えコットンではないPURE COTTON)ということになります。
そして SPINNING(紡績)・DYING (染色)・WEAVING (生地織)・SEWING (縫製)・FINISHING (製品仕上げ) の各工程がどこで為されたか明確に記されているのでした。

以前の記事でも書いた通り、最近では例えばヨーロッパの原産国も第三諸国で生産し自国に入れ再輸出するところも増えています。
これではどの原産国を信じていいのか全くわかりません。
しかしこの表示ならまさに「Made in Japan」 また日本各地の結集で 一つの製品が出来上がっているところが泣かせます。
同じジーンズを穿くにしてもなんだか満足感が違います。
私たちが誇る「Made in Japan」 今まさに逆襲の時なのかもしれません。

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